攻めるつもりが、どうにもならなかった 橋口一誠自戦記 高野圭介 vs 3子 橋口一誠 将碁友の会碁吉会十番戦6月対局 2005年6月16日 274手完 白1目勝ち |
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囲碁大会等参加した事のない私は碁吉会十番碁に、ご縁により 参加さしていただき、厳しいリーグ戦で、最近は充実した気分がわいてきました。 私は普段は小学生の初心者に囲碁の手ほどきをしていますので あまり強い方とは打っていません。 インターネットで碁を強くなろうと思ったのですが、 返って、少し弱くなったように思います。 早く打ちすぎるしまた相手の打った手をよく確認しないで打つせいかもしれません。 私は普段から、書を習いにいき、健康のため、水泳にもいっておます。 碁だけだったらもっと強くなってるかもしれななどと思っています。 今日はプロの先生に2子で勝たれるような高野先生だから 水泳やめとこうかなと思ったのですがプールにいってきました。 見事に一目余されました。やはり強かった。 でも泳いで疲れていたかも、と 逃げ場を残しておくのが私の生き方です。 さて, 本局はなんと気付いてみたら、白57まで、三隅とられています。 この時点でいやな予感がしてました。 でも、以前、高野先生の打碁を観戦したのですが、 相手の懐の中を抉り取るようなからい碁だったのを思い出したのです。 気を取り直して、これだと外がうすくなるのにと思ったのですが、 後はズルズルと後退したようなうち方になってしまいました。 それでも結局は勝てませんでした。 不思議な感じがしました。 後で、私の思惑を冷静に振り返ってみると、 この碁は右辺中央白薄く、白は三つに分かれています。 だから、右辺から、62.65.あたりから、掬って攻めるか、 これを突き出して攻めようかとも思っていました。 ところが、 58と隅をしまったとたん右に59と先着されてしまいました。 ここで、がっくりしましたが、 ここでも、黒64は65のところに這い込んで白を裂いていったほうが よかったかもと後で思う次第です。 黒どの白も攻めなかったこれが結果です。 ご指導ありがとうございました。 |