楽しさいっぱいのテニスと碁


                   木野文子


やっぱり私も碁吉なのでしょうか。
いつの間にか、すっかり碁吉の仲間入りしていました。

昨年、浜名湖へ碁吉会が遠征して来られたとき、
そーっと覗いたら、そのままググググ・・と引き込まれ、
大石さんと京都へご一緒したまま、居座っているのが実情です。

今は、将碁友の会の「碁吉会十番碁」で、楽しく揉まれています。
皆さまはとても強くて、勝率は五割は難しい。
お相撲さんの胸を借りているようで、ぶつかり稽古かな、と、
密かに苦笑しています。

碁吉会のホームページに「何でもやろうの仲間たち」の中に、
「T&G」の欄があって、テニスのことがいっぱい載っています。
私のもう一つの趣味・テニスをやっていますので、書いてみます。


私は学生時代はスポーツが全くダメで、興味がなく、その後も、何もしませんでした。
五十才も半ばを過ぎてから、健康のためと思い、テニスをやり始めました。
ちょうど近くに、沢松プロの叔父にあたる方が経営していらっしゃる
倶楽部があるのを知って、行きましたが、奥さんのご指導を受けています。

倶楽部は緑の山に囲まれ、特に桜の咲く頃、少し前の辛夷の花、
その後の藤の花、ときに鶯の鳴き声を聞きながら楽しんでいます。


身体を動かすのはとても気持ちよく、
テニスの後の爽快感は何とも言えません。
まさしく、気持ちの良い碁を打ち終えたあとの、
それに似たものがあり、
どちらも楽しいこと、この上なしです。