大極拳術十要
高野圭介
そのそも太極拳の元祖は楊式太極拳に遡るようだ。
北京の
林永福教授
から、説明付きで
楊老師の言葉
を戴いた。
囲碁ならば「囲碁十訣」に相当する重要な言葉だ。
中国語の解読には
頼 雅京
さまの手を煩わせた。
大極拳術十要
楊澄甫老師口述・陳微明老師筆記
1
虚領頂勁
頭を自然に立て。
2
含胸抜背
身体を真っ直ぐに立て。
3
松 腰
腰を柔らかく。
4
分 虚実
虚実をはっきりさせる。
5
沈肩堕肘
肩の力を抜いて自然に.
。
6
用意不要力
意識して力を使わない。
7
上下相随
上下が連動する。
8
内外相合
内外を和合させる。
9
相連不断
連続して止まらない。
10
動中求静
動中静あり。
八式太極拳
は日本の入門太極拳に当たるが、
塘路は日本に比して、高度な術の組み合わせとなっている。
起勢から巻肱式・・・雲手・十字手・収勢と、8つの形がある。