「あすなろ太極拳・おさらい会」

2009年9月9日 於 新長田勤労市民センター

                                                      高野圭介





佐藤靖子先生の言葉

 

「健康は宝です。太極拳のゆっくりした動きと呼吸法は血液がきれいになります。
また、中腰姿勢は腹筋・背筋・足も強化、シェイプアップ、健康美人になるでしょう。」




「この講座で取り組みますのは、入門、初心者から、24式、32式、48式太極拳を学びますし、
功夫扇もやっています」






涙が出るほど

嬉しいわ!






須磨朝の会

 私も、須磨海岸で早朝太極拳で、同じく
靖子先生にしごかれているご縁で、友情表演となった。




  
 
  


太極拳とは?




高野の理解


 

私は靖子先生の下で、太極拳に取り組んで、15年を過ぎました。

その間分かってきたことは、太極拳には幾つもの細かい動きは指示されていて、形式美もあるが、
腹式呼吸をベースに、いよいよの動きは、全身の力を抜いて、丸くゆっくり動く。
それを「放松=ファンソン」と言います。


それがストレスを解消し、全身の心身を柔らかく調整してくれるのです。


私は毎年、中国での名教授囲碁大会に参加していますので、
北京には碁の友人や、太極拳の友人がたくさん居ます。



その太極拳の友人・北京の林永福教授から、説明付きで
楊老師の言葉を戴きました。
囲碁ならば「囲碁十訣」に相当する重要な言葉です。

楊老師の言葉の中国語の解読は以下の通り。
 

大極拳術十要


 日本語訳

 1
虚領頂勁

 頭を自然に立て。
 2
含胸抜背

 身体を真っ直ぐに立て。

松 腰

 腰を柔らかく。

分虚実

 虚実をはっきりさせる。

沈肩堕肘

肩の力を抜いて自然に。

用意不要力

 意識して力を使わない。

上下相随

 上下が連動する。

内外相合

内外を和合させる。
 9
相連不断

 連続して止まらない
10
動中求静

動中静あり。


和やかな表演



今回の半期のおさらい会は競演とはいえ、仲間内の表演(実演のこと)だけに、
和気藹々と和やかで、リラックスした雰囲気に満ちている。

   

そのくせ、小声の私語が禁じられている程、緊張感も漂い、凛とした運営が気持ちいい。


楽しかったわ



よかったね


 

    

若くてとても上手な方がいた。聞けば、私の息子と同い年。  
若いとは素晴らしいこと。

   

部屋の壁に立ち並んでいる鏡が年相応に映し出してくれる。

誰とは言いませぬが、私も入れて、80歳前後の後期数人、
肩を寄せ合って励まし合っているさまは、微笑ましい。