華やかに、軽やかに、扇が舞う。剣が舞う

新長田2003年度秋期講座 あすなろ太極拳おさらい会

2010年3月10日 於 新長田勤労市民センター

                                                            高野圭介

     

須磨朝の会 
須磨朝の会は年中隔日の早朝太極拳。
賑やかだけれど、真剣そのもの。れっきとした教室である。

佐藤靖子先生を師範と仰ぐ姉妹教室の新長田教室のおさらい会が催される。
須磨は良く稽古が積んであるから、ウマイ!と、宣伝が行き届いているから、
しっかりやりなさい!とハッパを掛けられての友情表演である。

     
新長田教室 
有段者、県大会出場者、ベテラン中のベテラン。
ほとんどが女性で華やぐ雰囲気がまた、楽しい。

初心者も大勢いる。
だから、入門太極拳、初級太極拳から簡化24式と、実にさまざま。

華やかに、軽やかに、扇が舞う。剣が舞う。

 
48式前半の表演
演題第5番目が私たちの出番だった。48式前半の表演

ミュージックの音が小さく、聞こえない。出だしにもたついてしまった。
遅ればせながら追いつき、後はぼちぼち。

    
包容力・指導力
丸2時間経った。ようやく、この春のおさらい会も済んだ。

私から見ても、昨年より相当上達の跡が見える。素晴らしい会だった。

靖子先生の謝辞は「皆さまは私の宝です。」から始まった。
先生も嬉しかろう。確かに、皆さんあっての会だ。
でも、これだけの多人数を束ねる先生の包容力・指導力こそ賞賛に値する。

       
終わりと始め 
でも、靖子先生の目は厳しい。

私的な反省の話題の時、
「表演に際し、途中経過はともかくも、終わりは誰も知っている。
問題は始まりが何から、どこからか?ということの自覚が足りない!と、
本音が口を吐く。さすが、見るところが違う。

 
淡雪の春
帰り道は、時ならぬ霰の混じる淡雪の春を急いだ。


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