見習いたい対局態度
互先 何 香濤 vs 先番 阿部正行
91手以下略 黒中押し勝ち
阿部正行 記
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名士教授杯囲碁大会
突然の対局に、心を落ち着けました。 私の先番で始まりました。
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自戦感想です。
阿部正行 記
17手まで双方十分の序盤だと思います。
18と黒模様に打ち込み険しい攻防になりました。
黒31に対し32と一間とびが疑問手で形勢を損じたようです。
32では33と打つ方が良かったと思います。
目がない白の一団は苦しく48になってようやく一段楽になりましたが、
49と黒に打たれ14と16の2子が攻められました。
そして62と治まったとき63と私からみて
上辺の黒地の確定が大きく優勢が確定できたと思います。
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中盤から全くの互角の勝負か
そして、左辺に81から手を付けていき95まで中地をつけたのも大きかった。
しかし96から白の手により39、53、47の3子を取られ形勢は接近しましたが
運よく最後に少し残りました。
この碁をふりかえってみますと何先生の32の1手のみ疑問だけで
あとは全くの互角の勝負だと感じました。
終盤においては黒が追い込まれたように感じました。
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何先生の思い出
今年で2回目の中国囲碁大会の出席させていただきました。
何先生のお蔭で参加させていただきまことにありがたいと感じております。
大変高い地位にありながら本当に親しくお話しをさせていただきお人柄にひかれます。
今回運よく囲碁の対局の機会を得て本当にありがたく存じました。
対局にあたっては最初から最後まで全力を尽くされる姿に深く感銘をうけました。
私もその姿勢を見習いたく思いました。
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