台湾(薩摩芋島)駆け歩る記


台湾一都市一点描


2011年2月20日〜23日



                                                      高野圭介 

 台湾総論
台湾へはすでに数回行っている。しかし、台北と日月潭から他は未だ行ったことは無かった。
台湾の主要都市を訪ねるというので、出掛けた。

台湾は人口2300万人。九州の地形によく似て薩摩芋のような形で、やや狭い程度の広さだ。
知らなかったが、ただ今雨期の最中。只、今年は雨が少なくて、たいした雨に遭わず、付いていた。

cf: 井上 晃男氏レポート



 台湾の新幹線
台湾の新幹線に乗った。

車窓の田園風景は2月というのに、南部ではもう田植えが済んでいる。
聞けば、殆どが2毛作で、3毛作のところもあるという。

日本の新幹線のプラント輸出であろうか、内装が少しく異なる程度でそっくりである。

新幹線は台北・高雄間の路線だが、
ほぼ同様の東京・名古屋間の運賃が\10000.に対し、\5000.と、半額で安い。

 スクーターとベンツ        

交通機関としては、今、スクーター全盛時代で、
朝夕のラッシュには二人乗りのスクーターが湧いて出てくる。

また、
若者にはベンツがなければ女の子が振り向きもしないのだそうだ。

 北投石
北投温泉

台北市中心部から気軽に行ける近場。

源泉の一つである地熱谷(日本統治時代は地獄谷と呼称)は
高温の源泉があちこちから沸く池である。

世界ではここと秋田の玉川温泉でしか産出されない北投石も有名。

風水と葬式と墓


葬式と墓

風水は、古代中国の思想で、都市、住居、建物、墓などの位置の
吉凶禍福を決定するために用いられてきた、気の流れを物の位置で制御する思想。

墳墓(すなわち死者の居住空間)をそのよろしきを得れば、
死者は永く幸を受け、生者はその子孫繁栄するという。

台湾の葬式は土葬で、風水に従う儀式だ。アグネスチャンも台湾人で、
今も、風水の占いに従って葬られている。

強くなった女性
強くなった台湾の女性。

彼女達は命掛けてすべてにフル回転とか。

女として、妻として、働き手として、介護の手として・・
八面六ぴの大活躍。出生率は1.00と、日本より低い。
子育てに金が掛かるのだそうだ。



我々ツアーのガイドは李秋香(37歳)さんで何でも出来る強い人。

「雨にも負けず、風にも負けず、嫁にも行かず、80歳まで働く」と言う。