3月21日 晴 



旧暦2月6日 春分の日

今日、テレスコープで、生まれて初めて月を見た。

               

上弦6夜の月はクレーターを顕わに私の眼の中に映像が届く。
初の体験、まさに驚異だった。


 
      
 
 
ハッと息を呑んだ。

月と私を結ぶテレスコープのラインに乗って、一人の天女が
深紅の衣と長い黒髪をひらひらと靡かせながら舞い降りてくるではないか。

 

あれよあれよと見る間に、私の隣に舞い降りてきて、傍に立った。
笑顔のすてきな愛くるしい天女。


この Luna(月)からの月の精に、私はLuny と名付けた。