若武者散る

                                 高野圭介記

有我朋大 vs 日野大地

第41回赤旗全国大会決勝トーナメント1回戦 
2003年11月8日
於 東京サンシャインホール
先番 有我朋大 6.5目コミ出し
残り時間 白6分 黒3分
124手完・白中押し勝ち

碁吉会の碁吉名人・有我和男さまのお孫さんの活躍ぶりを報告します。

朋大君は現在将碁の会で打たれていますし、
毎週土日は羽根教室で研鑽を積んでいます。

岐阜県赤旗大会が2003年10月19日に開催され、
Aクラスで朋大君が並みいる岐阜の強豪を押さえて優勝されました。
全国大会に岐阜県代表として出場するカードを手に入れ、
一ヶ月後、勇躍、朋大君は東京へ乗り込みました。
祖父の和男様が後見人としてご一緒されたのは当然です。

奇しくも、日本の頂点を争う社会人の大会に於いて、
1回戦で平成15年度全国中学生名人・日野大地君と対局しました。
本大会には我が碁吉会の推進者・浜辺荘さんも兵庫県代表で出場、
他にも京都の江村棋弘、福岡の上月武志の強豪がひしめいていた。
因みに日野君は江村棋弘さんを破っての決勝進出でした。

一手一手の可否はともかくも、
若さ溢れる激闘の模様を辿って下さい。

時間切れ直前で、 黒が焦って敗着を打ちましたが、
今年の全国中学生名人を 相手に善戦した残念譜です。

皆様で、朋大君の健闘に拍手を送りましょう!!