七十の手、四捨五入・八十の手 高野圭介自戦記 阪本清士 vs 先 高野圭介 記録 宮垣 実 2007年11月30日 神戸サロン 163手以下略 白中押し勝ち |
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着手の乱れ | 大阪の関西棋道会からの長いお付き合いで、十数年にもなるだろう。 白さんは昨今の口癖で、「七十の手が出た」と、 思うに任せぬ着手の乱れについ愚痴が出るようだ。 何ともはや、黒の方も「四捨五入・八十の手」である。 |
潰れずに | 元々、阪本さんには歯が立たないことは熟知している。 それでも、右下、うんとこさ頑張って、潰れずに済んだ。 |
阪本御大の 凄さ |
あの手この手でも、火遁の術や水遁の術に、白の大石は捉まらない。 しからば、大ヨセとは相成ったが、足らずと見て、投了した。 阪本御大の凄さをスルメのように噛みしめさせていただいた一局でした。 |