東洋紡碁会

                                     吉野従生自戦記

北野 亮七段 vs 2子 吉野従生


2005年6月17日 於 東洋紡
 190手以下略  黒2目勝ち




東洋紡OB会(清和会)の囲碁班は、顧問の今井昭三氏を筆頭に、
ほぼ40名のメンバーで、毎週月曜日に例会を行っている。
各個人に持ち点があり、2ヶ月を1クールとして、
一人23局以上(同一人とは3局まで)打ち、上位16人で決勝トーナメントを行っている。
指導棋士は早瀬弘門下の俊英棋士・日本棋院関西総本部・北野亮七段で、
月に一度、8名が二面打ちでご指導を受けている。




本譜は北野先生の指導碁で、
この碁について、今井昭三さんにコメントをお願いした。

@黒55まで、右半分の戦いで、黒は力いっぱい戦って、
ほぼ互角の分かれは見事である。

A黒64.66のツケギリも良い。
B黒80に回って依然黒リード。
C黒102まで、黒僅差だが、勝勢。
D黒132ハネの前に、142を先手で打つチャンスを逸した。
E白135が大きく、局面は細かくなった。
 しかし、よく2目残せたのはアッパレ。


嬉しい講評を頂いたが、
私の反省点も多くあって、特に、
白103に対する対応が気に掛かっている。
黒104は106に。
黒106は149に。
味良く、打てなかったか・・と言うことである。