念願の兵庫県頂点に
立つ

第43回赤旗兵庫県大会決勝戦

                                   吉岡章雄記



互先 武田伊知郎 vs 先番 吉岡章雄
先番コミ6,5目出し

2005年10月2日 於 姫路市
160手以下略 黒中押し勝ち


何回か

涙を呑んだ


このたび運良く、県大会で優勝することができました。
今まで、決勝戦進出のまま、何回涙を呑んだでしょう。

朝日十傑戦は半目差で敗退し、、
県名人戦も二年連続で射落とすことかなわず、
いつの日か、と、心に期するものがありましたが、
祝杯は初めてです。

初優勝
本戦では
準決勝で浜辺荘さん、決勝で本局・武田さんと、
手強い面々との対戦となりましたが、

ようやく優勝の女神に逢えました。

振り返ってみて、
わりと、平常心で臨めたのがよかったのかなぁと、思っています。


ただ、残念なことに、
全国大会へはのっぴきならぬことで、出場かなわず、
武田さんに代わって貰いました。


ご恩返し
思えば、高野先生にはずいぶんとお世話になりました。
先生に二子を抜けるのに、二年かかったのも、昨今のように思います。

今になって、「強くなるために、どうしたらよいか」という
道筋を示して下さっていることが、よく分かります。

ほんの少しですが、
このたびご恩返しができたかな、と、思うのですが、
このぐらいのことで、満足するな!と、お叱りを受けそうです。

私の感想です。
 黒13はバランスが悪い。9の上へ押し上げるべき。
黒たるんでいる。


白20は27と、早治まりだったか。
 また、白34は38へ一間トビが可。
この辺り、白変調。


 黒37は急所の一撃、34を急襲。
 黒41は気合い悪く、高目(6)の左にツケて、絡むべき。


白56は79と、大きく攻めるべきだけれど、
黒57がソッポで、危険!白チャンス。
 白58で67ノビなら、白よし。


白66で67なら、打ち切った後なので、
黒にとって、更に強烈なダメージだった。



白82からの切断は成功していない。
黒89で、安心した。


白126からのキリにはびっくり。乱暴かな?


白144以降はさすが・・・


白152からコウで治まったが、黒157.159と、フリカワリ、
いよいよ黒に傾いた。


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