中を打ったのは素晴らしい・・と、お褒めを


                           山西キミ江自戦記


  安倍吉輝九段 vs 七子 山西キミ江
  2005年7月20日
於 チロル・アドラーホテル
113手以下略 黒7目勝ち







  チロルの旅では、碁吉会の高野さんに、碁の基本的な考え方や、
石の方向など格言を交え、教えていただきました。
私にとっては、怖くもありまた尊敬できる人でもあります。

 その成果が、どの程度発揮できたかは疑問ですが、
高野さんから、何度も言われたことで

@ 陣地を気にせず石がつながる様に打つこと。
A 下にこもらず、中央にでていくこと。
この事だけを考えてうちました。


 悪手も沢山あったと思われますが、
自分で思った通りに打ちました。

結果、少し」まとまった陣地ができました。
高野効果でしょうか。




 安倍先生評


 黒10はツケないで、側面から21の右一間にツメル。
 黒28はこの一手。
 黒32は33と押さえが厳しい。
 黒40から46と、中を打ったのは素晴らしい。
 黒54は55ボーシがよかった。
 黒62から113まで、手厚くて好ましく、完勝。


 安倍先生の,気さくなお人柄に接し、
指導碁を打っていただいた今回の旅は、
良い思いでになりました。