采美会例会対局 高野圭介 vs 井目 5級 北尾真理 157手完 白中押し勝ち 高野圭介 自戦記 |
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ブラックホール | 何の風の吹き回しか、井目で打つことになった。 久しぶりの井目である。 ここ一番、張羽・蘇燿国の「ブラックホール」登場願おうと第一手。 9子局から導かれた手法を、私は又9子局に戻したまでのこと。 後はなるようになるだけだ。 |
対局場風景 奈良の強豪連の指導碁 |
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5級というより、 段持ちの |
立ち上がり、キビキビと的確な応手で、緩まず、気分が良い。 5級というより、段持ちのお嬢さんといった感じ。 白27、29は苦心の手。 黒38がハイカラ過ぎた。地道に39とコスンで出ると、満点。 黒44はハネで間に合わすところ。 右上隅、黒66から助っ人大作戦で、コウに持ち込み、事なきを得た。 その後、80手辺りから130手辺りまで、少々キカサレ気味だが 黒は大過なく打った。 問題は右下隅。黒146で、白の一子を取り切っておけば 地も大きく、後顧の憂い無く、打てたのに・・ のに・・・である。白151を許しては、暗雲が立ちこめた。 白157が決定打となった。 |
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