第26回US碁コングレス 第7報

賞金についての考察


応氏グループの
寄付

 

生前のテンコレ先生は、「US碁コングレスに賞金が出るようになってから、
碁がギャンブル化した」と、嘆いておられた。

今回4D準優勝の賞金は僅か30ドルの金券であった。
4年前には、同じレベルに対して現金90ドルと金券90ドルであった。

これは不景気のせいで、
応氏グループの寄付が激減したためとのことである。


 天国の
テンコレ先生

 
しかし、
テンコレ先生の嘆かれていたギャンブル化が避けられるのは、
喜ばしいと思う。

今回、中国や韓国系のプレーヤーが激減した理由の一つに
この賞金の件がからんでいるのかも知れない。

天国のテンコレ先生はどう感じておられるのだろうか。

 4回戦
4回戦終了時点で、1Kクラスは4連勝が1名、3勝1敗が7名となった。

しかも、スイス方式の計算で、
私が3勝組のトップとなり入賞の見込みが高くなった。

 しかしながら、既報のように、5回戦で山森美千代さんに負けてしまい、
入賞(3位まで)の望みを断たれてしまった。


旧知の

 大根邦夫さん


 相手の大根邦夫さんは、豊中の住人で、
以前からコングレスのセルフペアーや
自由対局で何度も対局した間柄。



 


序盤のリードを活かして


互先 大根邦夫 vs 先番 中田良知

先番コミ7目半 102手以下略 黒中押勝

・B25:大儲けしたと思った。
・B57:右上手抜きはまずかった。
    ・W64以下の猛攻を食ってしまった。
   ・62に1手かけるところか?

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