瀬戸内海横断ヨット風物詩
2019年11月4日 快晴 突風の中突っ走る
凩や傾くヨット横滑り 虚石
ヨットの走る海上はさまざまな表情を見せる。突風という大気の流れも要注意。
メイン揚げ冬道無きをグイグイと 虚石
小春日のジブ張りつめて風を切る 虚石
凩やコースなりに恵まれて 虚石
1ノットは1秒0.5m
今日のヨットは秒速3~4m=時速20km
スクリューの掻き上げ渦よ冬の色 虚石
美女三人手馴れた梶よ冬ヨット 虚石
梶切つて冬の藍波真二つ 虚石
このブイは大阪湾のど真ん中に設置されている。「海中の燈台」かな
紺碧の海の深さよ冬の色 虚石
白馬跳ぶ波間を蹴って冬ヨット 虚石
白馬と呼称されるこの波は風の脅威の予兆です。
白馬が一面に表れると、ヨットレースは中止となる。