晴天なれども風強し

須磨ヨットハーバー~淡路岩屋ウォルフ クルージング
須磨~淡路往復タイム:5時間。岩屋滞在2時間。ほぼ7時間のクルージング。

2014年5月10日 楽水艇にて



                                  高野圭介


 
ヨット・セーリング in 瀬戸内



 
 

45度に傾いたまま。波を蹴って疾走する楽水号。船底からギシギシと音が聞こえそう。

 


朝まだき、眠りから覚めた楽水号

 


船のシート(ロープのこと)は色で識別されている。

 


明石大橋の付近は潮流速し。不思議と,ここでは強風も納まり、順風満帆、破顔満艇。

 


西光艇長は貫禄充分。されど、艇上の軽々とした機敏な身のこなしは想像も付かない。

 


谷口操舵手は飛行機やヘリコプターの整備も手がけ、機械という機械は自由自在の掌にあり。




物理の学科に通じ、精密機械。サッカーやスキューバーダイビングと運動神経抜群!




目的の岩屋港。 明石大橋の南詰。




白鷺かと思うが、悠々岸壁に憩う。



接岸の技術考

今の帆船は接岸に際し、危険だから、帆を下ろしてEngine だけで走行し、緩やかに着岸する。

昔の帆船は帆を操っての着岸だから、驚くほど超高度な技術を駆使したのだろう。




接岸の苦労は自動車の車庫入れの何倍か、難!

 


艇上、しばしおやつ・憩いの時間

 


メインセールは隆々追い風を受けているが、いざいざ、、ジブセール(前の帆)の稼動に、入念の準備中。




ジブセールが動きかけた・・・メインと共に、2つの帆がいっぱいの風をはらんで、船は全速力で疾走中!




潮流、風の具合、近辺の船の動きから眼を離さないまま、快調のセーリングに大満足の両雄。

 


方向指示器は E を指している。海苔の養殖シーズンも過ぎ、浜辺近くはウィンドサーフィン花盛りであった。




ジブセールを格納する最終段階となった。青い布で、白の布を包み込む作業だ。もうすぐ完了。お見事!


 

帰りなむ、いざ。白砂青松の須磨の浜。 沖からの遠望はいやが上にも美しい。