23日 囲碁熱戦交歓 |
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本局は早朝6:00から打ち継いで、4時間の対局。正午に終わった。 |
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川嶋宗継先生は「世界湖沼学会」のため、ようやく23日に馳せ参じてこられた。 |
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AI囲碁事情 高野圭介 現今のAI囲碁は日本はおろか世界の囲碁の潮流となってきました。 絶対と思われていた棋理の評価が逆転しているケースも多々あり、 プロアマを問わずAI囲碁を知らずして碁が打てない状況にあります。 ここにAI囲碁の研究こそ我々の焦眉の急と意見が一致してます。 棋友・川嶋宗継先生も全く同意見で、AI囲碁研究会を開催し、 AI囲碁の学習をすることを計画しました。 本田維憲先生はAI囲碁の研究のお陰で、大分県碁楽会で優勝されました。 対する高野は2016年からAI囲碁に取り組んで、かなりの理解があると自負しています。 折しも「高野vs本田」対局が実現しました。 お互いAI感覚をぶつけて、一局の推移を楽しむと共に、 本局を以て2019年の囲碁研究会の資料としたいと、盤に向かいました。 とりあえず家田隆二プロの評を戴きました。 2019年に開催しますAI囲碁研究会で、本田先生の自戦解説を行う予定です。 |
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大会記念対局 リュウジョウコシ 竜驤虎視の決戦 白 高野圭介 vs 先 本田維憲 230手以下略 白中押し勝ち |
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「高野圭介 vs 本田維憲」 家田先生評 白16トビツケは右辺白138ケイマが大。 黑31ケイマは白32ハサミが絶好点。 白40は黑43が正解。本譜黑47で白44の下にキル強手があった。 黑89は悪手。白90との交換がなければ、手を入れなくても生きている。 コウは白もやれない。 左辺黑95を巡って、面白い変化があった。 黑95コスミで、白への攻めは花見コウ残り。又は死だが、打たないのが普通。 黑自身のイキは、黑95で白80の左、一線にハネルと、ダメの関係でイキている。 白96も黑95を信用した同罪の、意外の悪手。 白96は白80から一線に下がってセキに打てば、黑死だった。 黑117ツギは白120に打って、最後の決戦ではないでしょうか。 |