21日 前夜祭囲碁大会







大会記念碁


棋士 家田隆二八段 vs 3子 吉田 健

106手以下略  白 7目勝ち




写真は本局の正念場。四人の眼が一点に集中している。



 
家田隆二 八段 評

黑14いっぱいにツメは星にヒラくぐらい。

黑26はウチスギ。

黑44は白53に打って、黑40は一旦ステて、
75の右にカケて下辺を制す。


 
吉田健 検討・反省点

黑28は正直すぎ。30と一間だったか。

黑52は決め手を逃している。
白39の左にダメをツメて、ハネなら、
白は窮していたものを。
折角の黑48の手筋が無為となった。

 


岡崎から遠路参加された宮崎信嘉7段は強すぎると家田評。

 


無類の強さで、碁吉会・将碁十番戦を席巻している吉岡誠先生、ただ今奮闘中

 


東京からの中田良知先生は地元:藤原孝作・川口隆司両氏と全くイーブンの碁敵となった。



大会記念碁


棋士 家田隆二八段 vs 5子 川口隆司

129手以下略  白 中押し勝ち

 


 

家田先生の指導碁を受けて

                                   川口隆司

10月21日午後

東京・九州・京都など遠方から参加された方々との久しぶりの交流対局が楽しく行われたが、
私は家田先生に5子で指導碁を打っていただいた。
問題点二つは難しいところ。

 
1. 黒6に対して白が7、4、9、11、13と4手続けて打たれたのは、
その意図がわからなかった。私の打ち方を見られたのかなと思っていたが、

2. 白27、29と模様の消しと中央との一石二鳥を打たれて対処に困った。
どのように考えるのかなぁ

a.8の三と三線に3つ並べて受けるのか?
b.左辺の白の山形の構えに打ち込むのか?
 c.左上をシマルのが?

黑30は、迷って,突っ張ってしまった。

はっきり反省の悪手・2つ。

黒58は私の悪い癖。意味がなく、白を強くしてしまった。
右上の黒92も16三に押さえるべきだった。




良い勝負であったようで、全力を出し切れたと両者大満足

 


碁吉会事務局長 東屋さんも剛の者。碁吉筆頭7段:宮崎さんに挑戦。

 


本田維憲先生は「AI感覚」で、大分の打ち手。まさしく本局もAI碁の進行だった。