余 正麒 二段 vs 2子 高野圭介

 2012年2月19日 於関西医師囲碁大会席上

91手以下略 白中押し勝ち

 高見啓二先生
高見啓二先生とは満1ヶ年ぶりだった。

私が緑の回廊囲碁協会を立ち上げて、
本庄三男さんらと共に、石見守杯碁会を創設するために
氷上方面へ奔走していた頃からのご親交を得た先生である。

山崎の情報通である。
薄木浄道先生はご健在の由。
山中陽一先生は蜘蛛膜下出血。北岡先生は直腸癌で他界されたとか。

 余 正麒 二段
台北生まれ。 張 呂祥門下
5歳から碁を始め、8歳の時、韓国3ヶ月、中国3ヶ月と囲碁留学。
2010年、関西棋院永井賞を受賞。
2011年、18勝6敗で、関棋勝ち星ランキング9位。打ててる棋士。

ただ今弱冠16歳。将来嘱望の棋士。
今は指導碁は法度として、碁の研究に没頭中。
私は貴重な余先生の指導に与る良い機会に恵まれた。






張 呂祥先生の棋譜


 

張先生の若かりし頃、張 呂祥先生の棋譜が見つかった。

安永 一  vs  2子 張 呂祥

囲碁春秋1969年10月号掲載



張 呂祥 解説
91手まで、悪手らしいものはないが、
右上隅44から56までの、一連の変化は右辺の地をスソアキにした。
時期尚早で、今は打つでもがなです。

91手現在では、黒なお優位を保っています。


余 正麒 二段 vs 2子 高野圭介