高野圭介 百人一譜

      

囲碁仙人現代版

福岡さんは勝とうが負けようが頓着しない。碁を打っておればしあわせ・・・の筆頭格


白  高野圭介  vs  六子 福岡 正

シーパル須磨碁吉会25周年記念碁会    201510月20日(火

218手完      白中押し勝ち

                                     自戦記   高野圭介




 深ぁく〜長ぁく
福岡さまとは結構長いお付き合いだ。それが単なる長さだけではない。
スポットの囲碁ツアーもどれほどご一緒したか。

中でも、エーゲ海クルージングは圧巻だった。
今も、九州は大分詣での常連でもある。
必要なところにはキチッと居られる。
ご一緒していて、味のある方だ。


碁・碁・碁

どっぷり碁


昨今の日々は碁友と同じ顔ぶれで盤を囲むのが日課と聞いている。
碁・碁・碁・・・とどっぷり碁だ。

先だってのスピーチでの話。
「高野が如何に頑張っても私を追い越すことの出来ないものがある」
・・・それは何でしょう・・・・

コタエ・・歳が一つ上。

囲碁仙人  
本局は100手過ぎまで穏やかな進行。波乱の起きそうな気配すらない。

黒114が風雲を巻き起こした。
これで、123と形に就いておけば、容易に黒は負けない。
つまり、白123急所ノゾキで、さあ、一大事である。

白157手まで中央の黒の大石が横死した。
続いて、白175まで、の大石が殉死してしまった。

ただ、福岡さんは勝とうが負けようが頓着しない。
碁を打っておればしあわせ・・・の筆頭格なのだ。
囲碁仙人なのだろう。