天天快楽 事事如意 年頭の提言 囲碁に高邁な哲学を 自問しながら、アウフヘーベンして、より高きに
謹賀新年 2015年元旦 高野圭介 |
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健康は気力から | 老年期に入ってから、肉体上の危機が二回訪れた。 2004年、血糖値150を越えて、糖尿病の烙印の押され、三ヶ月で克服した。 2014年10月、座骨神経痛の診断を下され、ただ今悪戦苦闘中。 嬉しいことに、名医・藤原直人先生に出逢い、出口に燭光を見て、 まさしく安堵。 こうしてみると、10年周期の危機とっすれば、次は2024年が危ない。 二度あることは三度ある。鬼が笑うもいい、その時も、気力で打ち勝とう。 |
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円滑現象 | 毎日自己に忠実に規則正しい生活を送り、真面目な姿勢を保っていると、 アルファー波が出やすくなり、円滑現象と呼ばれる好現象が 発生してくるといわれております。 それは 自分と自分を取り囲むまわりの環境そのものが良い原因をつくり、 それが良い結果となって、またそれが良い原因となり...といった 善因善果が巡りめぐるというようなこととされております。 私は幸運にも、どうもその円滑現象の流れ中に居るらしい。
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囲碁三昧 | 千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とす。 よくよく吟味あるべきものなり。 宮本武蔵 碁吉会・ポニョの会・風鈴会と四六時中、碁碁碁・・・。 素晴らしい棋友が居て、格別の碁に恵まれ、皆さまと一緒に囲碁鍛錬。 昨日又、かくてありなむ,明日も又。 |
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三者択一 | 碁にも上達と下達(ガタツ)がある。 上達には三つの道があって、どれでもやり遂げる気力に支えられてこそだ。 1.學問= 棋理・碁學の学問に挺身。実戦は軽視する。 2.行(ぎょう)=打って打って打ちまくり、ひたすら打つ。 3.形=プロに就いて学ぶ。免状など形式を重んじる。 実践していて、知らず知らずに培われていくのが,囲碁哲学である。 |
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そっくりさん 世の中には全く瓜二つというそっくりさんがいるものだ。 高野圭介 |
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孫悟空が自分の髪の毛を取ってプッと吹けば、その数だけ同じ孫悟空が生まれる。 敵はどれが本物か分からず、あたふたと逃げていく。 コピーさんといえばコピーで、そのままをコピーしたもので、違いの作りようも無い。 どれが原板の本物か区別も付かない。 |
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少年の頃、面白い空想をしたことがあった。 地球の真裏辺り、ウルガイか、その周辺に、自分の生活と全くよく似た環境があって、 自分と全くよく似た他人の自分が居るに違いない。と。 そういったそっくりさんもあるが、顔かたちこそ違うが、「まるでそっくり」という御仁が現れた。 その人は川口隆司という。 |
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始め、当地の老人会で、川口さんが手品の実演をされたとき、その鮮やかさに拍手を送ったが、 川口さんが碁を打つと聞いて、たちまち急接近となった。 話していると、滅多に無い二人の類似点の多さに、驚くばかりである。 |
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二人の類似点一覧
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万に一つも無いこのケースはどうして生まれたのだろう。 全くのレアケース。 人間生を亨けて秒速30万㎞で一過性の途を突っ走るのだが、それとても毎日の日課の積み重ねである。 こういう現象の源を問えば、その生活基盤としての生活規範ないし哲学が問題である。 二人は人生を同じように考え、仕事に対処し、趣味を求め、身体を労ってきた。 その結果として驚くばかりの類似点のある生活がそっくりさんの人間像が生まれたのだろう。 おお、川口さんの中に自分を見る感じである。 |