i Pad と IGSはアップル社の兄弟星

                                                   高野圭介

 


アメリカの Mark OkadaはIGSの発案・創設者であり、
Ned Phipps は元アメリカ・アマ囲碁チャンピオン。
共に、私の親しい囲碁の友人である。

IGS(Internet Go Server)は世界最初のインターネット碁会所として、
日本では(パンダネット)の名称で囲碁界では親しまれている。

マークは1980年代後半、1年間でアップル社のパソコン・マッキントッシュの手の内をしっかり手に入れた。
そして、趣味の囲碁の対局ソフトを組み上げたのである。それがIGSであった。




Macintosh(マッキントッシュ)はアップル社が開発および販売を行っているパーソナルコンピュータ。
今回世界中に一大センセーションを巻き起こしている i Pad と、CPUを共にする兄弟製品である。

1990年代のある日、マークはマッキントッシュを1台日本の私のところへ送ろうと言う。
マイクロソフト社のパソコンより品質は、MSよりずーっと良いからと言う。

だって、日本ではマッキントッシュはごく少数派で、私がようやく慣れ染めたCPを、
新しい耳慣れないマックに換えては、どうもならんと、お断りしたこともあった。


i Pad




iPad(アイパッド)については、今日、マスコミで、充分説明されている。

アップル社によって開発及び販売されるタブレット型コンピュータの一種である。
2010年1月28日、サンフランシスコで開かれた製品発表会で発表された。
日本では5月27日本日、発売された。

面白いことに、「iPAD」は、富士通が開発した商品の名称であるが、
富士通は、その商標を利用する事をアップルに許可したとされている。

 
アップル社
アップル社は圧倒的シェアを誇るWindowsユーザ向けにもiPodとiTunesを提供し、
アップル独自の使い勝手に親しんでもらうことによって
Macintoshへの移行を促すという戦略をとっており、
近年のシェア向上に一役買っている。

 

アップルはヒット連発




アップルはヒット連発して、MS社(マイクロソフト)に追いつけ,追い越した。

アップルは2001年に携帯音楽プレーヤー
「i Pod(アイポッド)」、
2007年に携帯電話「
i Phone(アイフォーン)]、
今年2010年は情報端末「
iPad」(アイパッド)と
数年ごとに業界を塗り替えるヒット製品を連発した。

 
マイクロソフト社
一方、マイクロソフト社は基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」や
応用ソフト「オフィス」は好調だが、携帯電話やネット事業は苦戦を続けている。

(2010年5月28日 読売新聞) 


明暗の二社



 
【ニューヨーク=池松洋】26日のニューヨーク株式市場で、
米アップルの時価総額が約2221億ドル(約20兆円)となり、
米マイクロソフト(MS)の2192億ドルを上回り、
情報技術(IT)産業でトップとなった。

急成長が続く携帯電話やネット事業の対応で
両者の事業の明暗が分かれた結果といえそうだ。

IT 業界も厳しい局面
因みに、マイクロソフトは「Microsoft Office 2010」の6月17日に、
実勢価格でみても、引き下げ幅は3割を超える安値で発売するなどで、
巻き返しに出るという。

IT 業界も厳しい局面に差しかかった。