ペア碁表彰式

アルカン碁リンピック・・・第一日、10月21日夜


ペア碁決勝戦


                                             高野圭介


ペア碁優勝への道

ペア碁は全員抽選でペアを組んだ。

碁の神様の計らいか、四つの山に8段がそれぞれ入った。
山中彦之8段・浜辺荘8段・高野圭介8段。そして大沢毅8段

蓋を開けると、何と、その8段が3名優勝していた。おもしろい現象だった。


特ダネ

碁吉会名物13路盤の碁


                                 高野圭介

いつから13路盤のペア碁が大会夜のイベントとして定着してきたか?ぜんぜん記憶にない。

かって、小谷弘春さんが笑い出して言うには
「中島美智子さんとペアを組んだのですが、白の三三が星と勘違いして、二二に打ち込んだんです。
私も放っとけないので、2線を這っていきました。もう、ビックリしましたなぁ」
この語りぐさは10年も前のことですから、一昔前からと断言出来ます。

当初、13路盤の合言葉に「三・三が価値が高い」というものであった。猫も杓子も三三が大流行であった。

碁吉会の13路盤は関西棋院の先生もご存じの方もあって、
先だって「13路盤は19路盤とどう違いますか?」と訊ねられた。
私は咄嗟のことでしたが「矢張り、厚く打たないと難しいようです」と答えましたが、汗顔ものでした。

プロ・プロ13路盤の碁をネットで見付けました。決勝戦で、三三の碁でした。

最近では、19路盤の中央指向が碁吉会の本流となっていて、13路盤も星打ちから高目まで、自由に打っている。
事実、東屋弘さまと私の13路盤の手合いは向こう先ではありますが、
東屋さんの星打ちに小目で打って、負けが込んでいるのが実情です。

今回のアルカン碁会で、本田維憲さんが「13路盤のおもしろさを初めて知りました。
大きな収穫の一つです。」と述懐されました。




さすがさすが流石・・・今晩のハイライト。あなたのリードで勝ちきった!??

 


岡の杉子さんは別府でのペア碁で、高野と組んで優勝した。明るく太い神経の成果か。


 

最強ペア・・・現大分県女流チャンピオン志賀佐知子と25歳で三重県名人浜辺荘のペア。




碁会の進行はこの人・東屋弘の双肩にかかっていた。さすがのパフォーマンス。




大活躍の赤田徳子1級は満面のほほえみ。さもあらん