遊目  GO

囲碁の別名は数々ある

                                 高野圭介

 
      
  
碁の呼び方が種々あることは知られている。
中国では「ウエイチ」。韓国では「パドック」日本では「ゴ」ないし「イゴ」
そして、世界共通の言葉では「GO」・・・「ゴ」。つまり、日本の「ゴ」が罷り通っている。

過日、九州は日出の本田維憲さんから、貴重な資料を戴いた。

碁は「遊目」とも言うと。すなわち、
遊目は囲碁で、盤上に広く目を遊ばせる意なのだそうだ

私は初耳だった。


 




最も有名な碁の別称

烏鷺     これが一番有名でしょうか。 黒石をカラス、白石をサギに見立てています。

手談     言葉を交わさずとも、打つことでお互いの気持ちがわかる、ということです。

爛柯    「斧の柄が腐る」。木こりが森の中で碁を見ていて斧の柄が腐ってしまった。






特に注目したい別名は清楽・清戯・聖技・仙技などである。
共通しているイメージは碁に没頭していて、浮き世離れしている姿が浮かぶ。

忘憂と共に、この世の雑念から離れて清遊している極楽の世界が見えるではないか。


錦織圭の遊心(遊目)

ニューヨークで9月6日(日本時間7日)の全米オープンテニス男子シングルスで、
日本人初の決勝に進んだ錦織圭(24)は世界ランキング1位、4大大会7度優勝の
ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に快勝した要因の一つにテニスを楽しむ遊び心があった。



第4セット第9ゲーム、14回のラリーの応酬になった最後のポイント。
アウトになるリスクを最後は避けて、中央へ配球したジョコビッチに対し、
錦織は攻めの姿勢を貫き、左右に振り回す。
こうして、ジョコビッチのミスを誘い、勝利を決めた。

テニスはルールの中で、相手の狙いを外したり、
操り人形のように右往左往させたりして、
いかに相手の心理の逆をつくような作戦が勝負」。

技術面でも、エア・ケイ(K)」の愛称もついたジャンプして
高い打点で球を捕らえる打法など、ショットの種類の多さも重要だ。