ルターの自由・碁吉会の自由 高野圭介 |
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マルチン・ルターの話がテレビから流れてきた。 「贖宥状を購入してコインが箱にチャリンと音を立てて入ると霊魂が天国へ飛び上がる」 という言葉である。
ルターは、煉獄の霊魂が、本来罪の許しに必要な秘跡の授与や悔い改めなしに 贖宥状の購入のみによって償いが軽減されるという考え方を ルターは贖宥行為の濫用であると感じた。 この煉獄の霊魂の贖宥のことを言っているのである。 |
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ルターの自由 |
ルターについては、 ローマ・カトリック側はルターを「異端者」、「好色家」、「犯罪人」と呼んで批判した。 詳細はインターネットで、しっかり紹介されている。プロテスタントのその名通り、 強烈な批判の対象になった。いつ死刑にされてもおかしくなかった。 コペルニクスも同様である。 |
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ルターは「キリスト者の自由について」を著している。 その中で、ルターのドイツ語版で使っている自由とはどちらかというと 「〜からの自由」ではなく「〜への自由」という意味を持っています。 したがって、これは単に「律法からの解放」という意味での自由という意味だけではなく、 「律法から解放され、福音へ属する」自由という事となる。 そして、ここで「キリスト者」とあるが、 当然キリスト者とはキリスト者となったのではなく、キリスト者とされた者の事を言う。 つまり、 「考える自由」「決断する自由」「自由に考え、自由に発言できる・・・云々」を説いている。 そして、カトリックからプロテスタントへの自由が事実となって来たのです。 |
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碁吉の自由 | 私はかねがね 人生の権利の中で「自由」というものがもっとも大切なものと思っていた。 碁吉会を立ち上げた時、「とにかく自由で楽しいのです」と自由を第一のモノとした。 1. 縛られるものがない・・・自由な会 会には、いつ入って、いつ止めてもいい。高段者から初心者までいろんな方がいて、 男女がほぼ半々なので、真剣で、華やかで、笑いが絶えない楽しい会です。 2. 会費は無料。入会金も年会費もありません。参加したとき、実費を払うだけ。 3. 禁煙・椅子席対局で、空気はきれいし、環境は抜群ヘルシー対局です。 |
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碁吉憲章 |
中でも・・・ 第三条に、我々はそれぞれの囲碁観を持っており、それは侵されない」について、 この特に「侵されない」というのが驚異だったようで、 「おもしろいね」と格別の反応を示されたのが吉田美香、水戸夕香里両プロであった。 |