保全と行動

人間もパソコンも命を吹き込み付き合って生きられる。

                                             高野圭介





個の保全


生きとし生けるもの、個の保全、種の保全に全精力をかけて生きている。
食欲、性欲と名付けているこの二つをベースに行動している。

アルプス越えの鶴を鷹が襲い、狩りをする。
水飲みに来た縞馬を鰐が引きづり込み、狩りをする。





種の保全


強い子孫を残すために、生物・動物たちはすべて、
性欲を満足させる合目的的な愛の行動をしている。

雄も雌もお互いに異性に対しての求愛に、
命を懸けた懸命な努力を観れば、本能とは言え、崇高な営みだ。

先だって、
マンマミーアを観た。楽しいミュージカルで、楽しめる映画でした。
でもその底には、花嫁の父というのは、その結婚式に際し、
最愛の愛娘を手放し、一人で財産の多くを失うのだ。

この非情に耐える、隠れたテーマが流れているのだ。




「寿限無


落語に「寿限無」がある。
その名前の一部に「食う寝る処に住む処」と言う。
人の生きていく基本だ。

cf: 「寿限無、寿限無 五劫の擦り切れ 海砂利水魚の水行末
雲来末 風来末 食う寝る処に住む処 やぶら小路の藪柑子 
パイポパイポ パイポのシューリンガン シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助」





パソコンに
命を吹き込む
お付き合い


毎日肩の凝りや、眼の疲れに対処しながら、パソコンに向かうが、
いよいよどのくらいパソコンを活かして使っているか?
パソコンとどう付き合っているかを考えてみた。

「ワープロ・インターネット・メール」が必要且つ充分で、
それから派生して出てきた
「ホームページ・ブログ・ピクチャー・検索・表計算」などである。

中でも
表計算のエクセルは全能の主座を占め、大学で、
一年間かけてエクセルの研究がテーマになっている事実を見る。


自分ではそこそこ駆使しているつもりでも、
日進月歩のパソコンに、好奇心を以て向かわないと、
たぶん能力の半分も活かせていないだろうとしか思えないが。

パソコンに命を吹き込めるのは、自分との付き合いもさることながら、
周囲の情報をもたらせてくれるパソコン仲間がいることが
どれほど与って力になっているか!