風の桶屋風・囲碁思考パターン 高野圭介 |
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碁を考える | 碁を考える。言うべくして難しいことだ。 碁は打つものであるが、何を軸にどう打つかを考えるものである。 どう打つかの前に、碁とはどのようなものであるかを考える。 いや、その前に、碁はどのようにして出来たものかを追求しないと・・・ 私はそのように碁を捉え、発生から遡って碁を考えてきた積もりである。 それら寸評の断片が、高野エッセイにはそこここに記載されている。 ただ、それが系統だって記載したたものでなく、まさに雑然とランダムに。 |
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思考パターン | ここに、いつも碁をどの手法で考えているのだろうか?と自問した。 弁証法・帰納法・演繹方・三段論法・類推方などなど、 考える対象によって方法とか、手法などは変わるのかも知れないが、 ひょっとして、私には私なり独特の思考パターンがありそうだと思った。 |
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囲碁解明への アプローチ |
一つのことを捉えても、解明へのアプローチは千変万化。 たとへそれが矛盾した立場から事に当たっても、 不思議と二律背反の世界として、(両雄)並び立つのである。 千万人が異なる哲学を基板として、碁に向かうところが、 「碁に同局無し」といわれる所以であろう。 |