基本に忠実に

近況報告に代えて

                                       高野圭介




サークルの基本


昨今、加齢と共に
生活のサイクルが単純化されてきたように思う。

1日のサイクル。週サイクル。月サイクルと、複合されてはいるが、
どれも1つの基本に忠実に、10年1日の如く過ぎていく。

日々自分を研鑽し、健康と笑顔が人生の基本と思う。
これが自分のルーティンを形成していく。

自分に問うべき事は?

1.自分の健康に忠実かどうか?
2.自分の失敗に落ち込まず、プラス思考にしていないか?
3.自分を取り巻く周辺のものに寄与していないか?

ルーティーン


ルーティーン
とは決まった手順や習慣のことをいいます。

例えば
朝起きてからの行動では.洗顔、歯磨き、着がえ、朝食、
決まった時間の電車に乗る...などをさします。

言われてするのではなく、自律的にできる行動のことをさします。

私たちが日々生活している基本のラインは
「ルーティーンの連続」といえるでしょう。


安定した生活を送るためには必要不可欠であり、
ルーティーンを増やすことで日常生活のリズムが確立され、
混乱を招くこともほとんどありません。


不適応行動の減少にもつながります。




健康に忠実か



たとえば、
1.自分の健康に忠実かどうか?

 早寝早起きに始まって、酒煙草を断ち、
健康に反するものは一切受け付けず、
如何なるストレスも起きそうな予感があれば、
もはや足をも向けない。

心身共に健全に過ごす努力をする。




プラス思考に


2.自分の失敗をマイナス思考にしていないか?

加齢と共に、忘却とか、いろんな失敗談が絶えない。
ややもすると、人のせいに仕勝ちなことも、そうではなくて、
克服して、自分の反省としてプラスに転換しよう。




仲間を大切に


3.自分を取り巻く周辺のものに寄与していないか?

ネットの碁・サンサンの序文に
「碁を打てるひとときは、碁がたきの贈り物です。
囲碁を愛する数少ない仲間を大切にしましょう!」
と表れます。

むべなるかな!
碁だけではない。毎日の周辺の人達、環境も大切にしよう。
 これとても、寄る年波に坑すべきもないが、
それはそれで甘んじねば。

不適応を排除
とにかく、
心身に悪しきと思われるものを排除していくと、
身体も軽くなり、脱力感なんぞ感じたことはない。

食事美味しいし、よく寝られる。





笑顔で返って


人に笑顔を向けたら、必ず笑顔で返ってくる。
この世の極楽はこれではないか?と心が温かくなる。

 私は身体中の穴という穴はみんな序々に劣化している。
耳など、悪いことは何も聞けないが、
褒めて貰ったらよーーく聞ける。





テニスとゴルフ


太極拳で鍛えた?腰の回転がベースとなり、
テニスとゴルフがまったく同じスイングであることが、
双方の基礎練習が相乗効果となった。

テニスで、
バックハンドのストロークの素振りを忠実にやっていたら、
バックのロー・ボレーが見事に出来て、驚いた。

ゴルフで、
2008年11月の川奈のコースで、如何に打ち下ろしと言えども、
パー4・265ヤードをワンオンし、あわやアルバトロス!・・・グロス85の
好スコアを記録出来た。生涯の金字塔となった。




攻めの姿勢


碁でも人生でも「先手必勝!」。
たとえ後手でも「後手の先手」は鉄則です。

この基本は攻められて、やられながらも
貫いて、攻めの姿勢は保つこと。

これが生き抜く碁の基本と、心得ています。