「音楽と囲碁」の食い合わせ

                                            高野圭介

 モーツアルト
私は昨日(2011年9月24日)の豊友碁会の後、電車で1時間半。
♪♪
モーツアルトでクールダウン♪♪ しながら帰った。

今はTPOが許せたら、モーツアルトを傾聴するようにしている。
結構重厚なのに、軽快で楽しく、心を弾ませてくれる。


音楽と囲碁は
同時には無理か


かって、アルベルト・アインシュタインが、「死とは何か」との質問に対して、
「死とはモーツァルトが聴けなくなることだ」と答えたという話は有名だ。

私もモーツアルトに耳を傾け、もう聴けなくなるときまで、恍惚となりたいものだ。
そう思って、このたびアップルの i pot を入手し、いろいろクラシックをインストールして、
極力モーツアルトを中心に没入している。

                 

ただ、困ったことに、
碁を打ちながら音楽を聞けば、頭の右上の部分に頭痛が生じるようになった。
一週間ぐらい中止していたら,治ったが、危ない!!危ない!!


考えてみると、音楽と囲碁は食い合わせの関係にあるらしい。両雄並び立たずだ。

食い合わせ
昔から「鰻と梅干」は、食い合わせの中でも横綱級で、
蟹と柿天ぷらと西瓜。などなど他にもいろいろ知られている。
昨今では、西瓜とビール。南方ではドリアンとアルコール飲料が有名なのだそうだ。

      

私は尋常性乾癬という格別なものを持っている。巧く調整しているのだが、
グレープフルーツだけは避けなければ症状が現れる。一種の食い合わせだ。

グレシャムの法則
さて、経済学で「グレシャムの法則」というのがある。
一般には内容の要約
「悪貨は良貨を駆逐する」 で知られる。

名称は、16世紀のイギリス国王財政顧問トーマス・グレシャムが、
1560年にエリザベス1世に対し進言した故事
「イギリスの良貨が外国に流出する原因は貨幣改悪のためである」に由来する。

つまり
悪いのが出てくれば、良いのが引っ込むというのである。
一種の食い合わせではないか。

万人がうまくよう
一つの会、例えば碁吉会にたまに
独りよがりを絵に描いたような人物が来られる。ことがある。
明るくてとても良いのだが、並みの人には異質に感じられ、
拒否反応が起き、混乱が生じることがある。 恰も食い合わせのように。



何とか万人がうまく行けばいいと、願うのだが。