努力する天才の名語録

百尺竿頭を行く・・・ゴルフの石川 遼。囲碁の井山裕太

                                               高野圭介



 
偉大な人の言葉には千金の重みがある。
しかも、偉大な人に、将来があればある程、更に重い。

 我が憧れの・・・ゴルフの石川遼。囲碁の井山裕太。
不世出の二人の天才が努力を積み重ねて、勝ち得た栄冠を支えているもの。
それは彼らの言葉の中に光り輝いている。




 石川 遼 2009年の語録

賞金王になって「実感があって、重みを感じる」




 3月 タイガーと初対面のとき

 
「ちょっと無感量気味です。相当緊張しました。」


 4月 マスターズで、51位で、予選落ち

 
「あっという間に終わってしまった。
ゴルフ人生の中で、大きな通過点になると思う」


 4月 つるやオープンで
4連続バーディの後、予選落ち

 
「大事に行こうとし過ぎて、ミスをした。僕のゴルフには波がある」


6月 ミズノオープンで優勝し、
全英オープンの出場権を獲得

 
「フアンを興奮させられる選手の第1歩としたい」

 
8月 サン・クラシックで、
初日からトップで完全優勝

 
「最後に小樽の女神が微笑んでくれた」


 9月 フジサンケイクラシックで、
再度、賞金王トップに


「より成長出来るように頑張って、最後の何試合かで、
『賞金王を目指す』と言えたら」


10月 東海クラシックで、4勝目。
1億円突破


 「勝ちたいという気持ちよりも、負けたくない気持ちが強かった」


 10月 日本オープンで、
小田竜一に敗れて、2位に

 
「終わって、これだけすがすがしい気持ちになったのは始めて」


 11月 カシオワールドオープン最終日

 
「今週で、賞金王に近づいた感じはする」


12月 賞金王になって

 
「2日間と真逆のゴルフをしたかった」

 
「プレーが痛すぎますよね」


 「複雑な気持ちです」


 「最終組最終日でプレーするのが目標」


 「ワクワクした状態で迎えられたら」


 「動揺したし、寒けもした」


「体の底からドキドキワクワクが出てくる」

 
「ハラハラドキドキの展開」


「自分の予想以上にいいスコア」




井山裕太名人語録・名言集

「 “第一感”で攻めて勝ちたい」・・・まさしく天才肌だ



2008年・・・名人戦・井山裕太語録・名言集


水口藤雄 編

 

「小さいときから打ちたい場所に、打ちたい手を打っていた」

 

「今、一番やりたいのは、囲碁の勉強
日本だけでなく、世界でトップになりたいから」


 
 
「全収入を囲碁の上達に投入しても惜しくはない。
それで勝って稼ぐのがプロだ」


 「一目千手」ともいわれる読みの応酬が
繰り広げられる囲碁の世界での
負けず嫌い 


「たとえ定石とは違っても、
ここに打ちたいという“第一感”に任せて打つこともある。
相手が誰であっても自分は変わらない。好きなように攻めて勝ちたい」

 
「小さい頃から、負けると必ず泣いていた。
その勝てるという自信はどこからくるのかわからぬほどの負けず嫌い。
どんな試合に臨むときも、緊張よりワクワクが勝った。
囲碁のおもしろさはどんどん増していく」

 
 1998年4月12日 
 碁吉会因島大会・宴会
司会者天池三男談 


 「ばくは、井山裕太です。
ぼくは、プロになりたいので、一生懸命頑張りますから、
皆さん応援してください。」
と、はっきりした口調で話されました。

 
井山裕太少年が
東大阪市孔舎衛小学校の
卒業文集に書いている。

インタビュー・北川史朗・・囲碁梁山泊より


「 将来の夢はもっともっと勉強して、世界一になれるよう、がんばります。」


 全日本早碁オープン戦の優勝を決めたとき
熱戦を振り返って
2005年10月09日付け、朝日新聞紙上

 

「 囲碁の魅力は「打ちたいところに打てる自由さと、
なかなか答えが分からない深さでしょうか。」


阿含・桐山杯全日本早碁オープン戦で、
国内棋戦の史上最年少優勝!
2005年10月9日付け、読売新聞紙上


 「新人王は決勝で負けたので、今日は勝ちたかった。
本当に嬉しい。世界戦でも結果を出せるように頑張る!」


第12期阿含・桐山杯
全日本早碁オープン戦で、優勝した
2005年10月9日付け、スポーツニッポン紙上


「出来過ぎです。
史上最年少と言うより、大きなタイトルが取れたことが嬉しい。」


中国の少年少女の大会に
特別参加したとき、 


「自分が9才で出場した中国の少年少女囲碁大会で、
年下に負けたのがショックだった。負けず嫌いですから・・・」


第12期阿含・桐山杯全日本早碁
オープン戦で優勝した。

2005年10月9日付け、朝日新聞紙上

 

「韓国ではぼくの同世代がどんどん活躍している。
国内はもちろんですが、今後は世界戦でも結果を出したい。」


「趣味は大リーグ観戦で、イチローのフアンだから、マリナーズが好き。
でも、ことしは強くないから、ヤンキースを応援しています。」


2005年10月9日付け、毎日新聞紙上


「最年少優勝は知っていましたが、世界には僕と同じくらいの年齢で、
もっと活躍している人がいるので、負けないよう頑張りたい」