大脳基底核とプロ棋士の脳の働き　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高野圭介
プロ棋士の脳	2009年1月9日NHKで、プロ棋士の脳の反応について、一般の人に比べて、大脳基底核といわれるところの特殊な働きが進んでいることを報じた。　たとえば、プロ棋士では0.1秒かかるところを、一般では0.3秒かかっていると。
大脳基底核	さて、この大脳基底核について、鮫島和行先生、銅谷賢治先生の解説がある。　ちょっと入り口に触れると、大脳基底核とは大脳基底核は大脳皮質の深部に位置する一連の神経核の集まりの総称である・・・云々。　これは難しい話で、私には分かりにくいので困る。ご参考までに・・・大脳基底核・・・
プロ棋士・家田隆二八段の脳	勝手な推測で恐縮だが、我が師・プロ棋士・家田隆二八段の脳は 0.1秒クラスの動きをする大脳基底核であろうと思う。　どうしてそのような大脳基底核を作られたか！日頃の鍛錬がひと味違う。常に問題意識を持ち続けておられるのを知る。
	忍耐	毎食三度の食前食後に10問ずつ詰碁を解く。１日に60問だ。詰碁については比較的多く失題があるのに悩まされる。
	驚異	碁を打つ時、盤から眼を離して、目を瞑って、盤上の局面を再現して読む稽古をする。