碁 と ストレス



                                                     高野圭介

地球の上で
人間が地球の上で常に放射能を浴びていて、
逃れることが出来ない。

また、時間という何者かに常に追っかけられていて、
留まることも出来なければ、どこかで沈没が必定。


何かとの関わり
人は、人・物・金の渦巻く社会に住んでいて、
常に、何かとの関わりがいつもある。

その中を楽しく生きていけたら、最上級だ。


人生の完成期 
私はもはや人生の完成期。
使い古した心身に鞭打って生きている。
昨今、近辺がやたら騒々しくなった。


金・物には限度というものがあって、
もっと欲しいかというと、逆さまで、
あれも要らん、これも要らん。皆々捨ててしまえ!
そう言う人が増えてきた。


人の関わり 
しかし、人の関わりは無限の人と、孤独との両極端。
無限大かゼロかのこともある。

いかなる場合でも、どんな人でも心の問題がある。
それはストレス。

ストレスとは
じゃあ、ストレスとはいったい何じゃ

 ストレスは生きていく上で、必ずつきまとうもの。
ストレスという緊張は人間を鍛え成長させる。

しかし、過度のストレスは、
「心の病」や「生活習慣病」を引き起こす。
後期高齢者はどう受容していくかが肝心。


ストレスの事態 
 @ストレスの受け始め・すぐ目が疲れる・
肩がこる・気持ちよく起床できないことがある・
背中や腰が痛い・頭がすっきりしない

Aストレスが慢性化
・疲れがとれにくい・イライラしやすくなった・根気がない・
体重が減るor増える・寝付けない・食欲がない。


大石を召し捕って
あの世行きのこと


そんなこともある。

 

北島隆也さんが急逝された。

聞けば、インターネットの碁・将碁友の会で、碁を打っていた。

「それなら、きっと、大石がとられたな・・・?」

パソコンに残っていた碁を見たら、なんと、
北島さんは大石を召し捕って、勝ち名乗りを上げられた直後のこと。

「きっと極楽で、わははっっはと笑うてござる。

 
 オモロ右衛門  
栃尾右衛門さん愉快な碁打ちだった。

碁を打っていて、トイレに立った。その時の独り言。
「ああ、オモロ、おもろいなぁ、ああオモロ!」

私たちは陰で、この校長先生を「オモロ右衛門」と呼んだ。

碁とストレス
碁とストレスの問題です。

勝って気分を高揚し、負けても欣然として次に備える。
笑いの起こる、楽しめる碁でなければ、打ってはならない。


いやしくも、ストレスの溜まる碁なんて、まっぴらだ。

そういう楽しいグループの中で打ってこそ、
ユートピアの碁が待っているのです。

それが、碁吉会!)