そないせんといてぇなぁD


 土地とは・・・きな臭い日本周辺の土地問題を巡って




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                                                   高野圭介

 

土地の問題は悲喜交々の歴史でドラマチックに綴られている。

だいたい土地の争いは単に広い狭いというのでは無い。
地球上の交通の要衝というところは、自分の土地でありながら、他人に征服されて、
かって自分でその地を治めたことが無いというのも結構多い。

 川中島の戦い
その昔、武田信玄と上杉謙信の川中島の戦いというのも、
川中島が、北信濃から越後国へとつながる要地であって、
私も足を踏み入れて、こんな狭い島が両雄の死闘を
繰り返した土地かと、驚くぐらいであった。

それが、武田、長尾(上杉)両氏が内乱を起こしかねない臣下に対して
求心力を高めるためのパフォーマンスのようなものだったとする説とか、

また、同盟関係の証明のため、
武田が攻めざるを得なかった、という説もあるように、
歴史家はいろんなことも持ち出してくることもあるが。
 
 日本の周辺  
今、日本の周辺もきな臭い。 

竹島=独島 or 尖閣諸島=釣魚島 or
北方領土=・歯舞、色丹の2島もいよいよややこしい。

 日本が領土主張を押し通したら、トラブルは必至である。
その後はどうなるか?

 軍隊を放棄している日本。軍備増強のど真ん中に居る周辺の諸国。
日本はまさに蟷螂の斧である。

 要は、強い者勝ちの世界であり、弱い者は抹殺されてしまうのが世の習い。

問題を国際司法裁判所に提訴すると言っても、
結局は「そないせんていなぁ」でチョンか。アカンなぁ。

火星の土地

月の土地
 
 私は「火星の土地10万坪」を持っている。遊び心で夢を買ったものだ。(307)



 このほど、アメリカ人のデニス・ホープ氏が
LunarEmbassy.LLC(ルナ・エンバシー社:ネバダ州)を設立、
『月の土地』を販売し、権利書を発行するという
「地球圏外の不動産業」を開始した。

 自分用にはもちろん、贈り物としても喜ばれているそうな。

 土地童話  
 なぜこのような土地童話が生まれるのか。

 土地には土地の人・物なをすべてが付随している。おまけに、
地上・地下は宇宙の果てから地球の地核まで及ぶのが原則である。
しかし、
土地所有者のものである。ただ、いろんな制限もあって、
どうすることも出来ないのが実情のようだが。

碁盤の地   


 地の問題を盤の上に見よう。

碁では結果としては一にも二にも地の多寡が問題である。

ただ、土地の確保には土地を囲む石の強弱がすべてを決する。
碁を打つと言うことは、白黒の石のせめぎ合いが基本になるのだが、、、
こうして帰納法的に囲碁を論じても、ああ難しい。

 囲碁に王道はないから、
勝負を決める決定版は勢力と地の関係だけでも、なかなか結論は出ない。

 白黒混交した石と石の間に、ヨミという媒介で無限の変化が生じる。
その思考過程が玄妙の世界で、なかなか面白いのだが、
いよいよのところが分からない。