超弩級の離れ業

人間の業とも思えないような業にしょっちゅう出逢う。
こんなことがあるものかと我が眼を疑い、驚嘆する。



                                         高野圭介

石飛肇の泳ぎ
トライアスロンの全日本チャンピオン・石飛肇さんと、
プールの隣のレーンに立った。
石飛選手のスタートに合わせて、ヨーイ・ドンと懸命に泳いだ。

25meter先にタッチしてみたら、隣はようやくタッチしたばかりだ。
へー、私もやればできるんんだなぁと、訝ったが、
2度目も同じことのようだった。あっと気がついた。
彼は往復して、その後の25meterで、三倍の早さだったのだ。



私が遅いのか、彼が早いのか、どうも両方らしい。
因みに、彼は1000meterを100meter/45秒のペースで泳ぎ、
皆がスタミナが切れかけた頃から、むしろ快調に飛ばすというのだ。


ランキング・
トップ10


ゴルフでもテニスでもスキーでも、スポーツ、歌唱界、どんなジャンルでも
世界のトッププレーヤー達はウルトラC級の技が次々と決まっていく。



それが誰というのでも無くて、ランキング・トップ10のメンバーなら、
日常茶飯事のように、プレー出来る。凄いなぁ。

弁舌でも、講談のお師匠さんは別として、
オバマ大統領、小泉純一郎や橋本 徹も凄いが、
安倍晋三首相の弁舌もいよいよ磨きが掛かってきた。

 大山康晴名人


その昔、大山康晴名人と宴席で隣り合わせに席に着いた。
私は不躾な質問をした。

「先生は盲将棋を一度に十局指せますか?」
「そうですね。お金次第で、いろいろ工夫して指せますよ。」
「例えば・・・?」
「両端の2人は同じ局面に誘導しますと、五面打ちになりますね。」
 

石田芳夫



小林 覚


 

今インターネットで碁の解説を聞いていると、
石田芳夫と小林覚のお二人の先生は抜群で、
他の追従を許さない中身がある。

一目千手と言われる石田先生の解説は、石を置く間がまどろしい。
瞬間に幾十の変化図が現れているようだ。
しかも正確そのもの。小林先生も負けていない。

不思議なことに、この神業の両先生も実戦ではタイトルから
遠いところに追いやられれていることだ。
 
 碁のプロ棋士
世界に碁のプロ棋士はざっと900人存在するが、
どの棋士もアマからすれば、
気の遠くなりそうな基礎技術や構想力を駆使出来る。

その中にどうして出来るのか、
ほとんど固定化されつつあるランキングがあるようなのだ。




プロ棋士ランキング表


囲碁院生序列

 
日本囲碁棋士ランキング

 
世界囲碁棋士ランキング