ややこしいのは、かなわんな


「ややこしい」はボケではなくって事始め      圭介

                                                        高野圭介


万歩計付きの

携帯電話




携帯電話を買い換えた。いわゆるバージョンアップである。
真っさらで綺麗で、いろんなものが付いている。

万歩計も付いている。
早朝の海辺への散策が、片道13分、1.2q、1,750歩と毎日余り狂わない。
じゃあ、一歩が70p。1時間で6qぐらい歩くようだ


1日11300歩と出たら、「目標達成オメデトウ」と表示されます。

手に持って歩いたら、歩数が止まる。
すべてが動かない。やはり相当正確なんだなぁと思う。 

 習うより慣れよ
初メールが入った。返事を書こうとしたら、書く前に、勝手に飛んで行ってしまった。
使用方法がややこしい。

パソコンやこの手のIT機械は、解説書を読んで分かるのは、かなわんもんで、
あれこれいじくっていて、使えるようになる。だから、もうしばらく困ることにしよう。


 



パソコン 

バージョンアップで困ったのがパソコンのXPからVISTAへの乗り換えだった。
VISTAは余分なことを言ってくる。手間くさいことおびただしい。

だから、又、XPに戻した。シンプルで、ずーっと良い。

私はシンプルなのが良いのだが、
シングルコアから新発想のマルチコアへと言われる
次のパソコンはどうなのだろう?もっとややこしゅうなるんかな? 

 太極拳
太極拳で、新しい行程に取り組んだら、そりゃややこしい。

順番もすぐ間違う。手足も伸びない。足腰がぐらつく。体重移動も思うに任せない。
速さも一定のペースを保てない。注意事項があれこれあって、
あっちに気が取られたら、こっちが留守になる。・・・

70才過ぎてから新しいことを始めるのは、とても難しいことだ。
その悪環境の中で、難しいことに挑戦すること自体を評価する、ということだ。 

楽しい囲碁解説 
プロプロ対局の解説はとても面白い。

囲碁玄玄・深奥の世界をどんどん解説して見せてくれる。
碁はどの時点をとっても、難しいことばかりで、ややこしいことばかり、
だから、明快な解説者の解説が面白いのです。

何よりも面白い。
特にトッププロのお話しは歯切れよく、難しいことをシンプルに解説してくれる。


 



力量不足の解説者


ところが、力量不足の解説者は
「ここは難しいところですね」と、連発したかと思うと、
打たれてから・・・「あ、ここは良いとこなんです。
何となれば・・・云々」などと、まことしやかに言う。


こういう解説者はもちろん形勢判断など触れかけも出来ない。
それでも、時間いっぱい頑張って、
「さあ、解説した!」としゃしゃあと横向いている。 

人生の収奪者 
能力あるような顔して、力不足のプロの解説程馬鹿臭い。
彼は私の時間の大泥棒なんです。

私には限った時間しかありません。時間は私の命です。
彼は命の収奪者なのです。