バイキングの掟 高野圭介記 |
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ベンゲルへの途中の駅で、石の楯に「かくあるべし」というバイキングの掟がある。 バイキングの秘密に触れて感激した。
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バイキング巡り | あの幻想的なオーロラ。 これが南北両極に同時に表れるという。 なんでも、太陽風の地球圏でのなせる業で、 地球磁力のエネルギーとの関係から起こる火花のような カーテンの乱舞とテレビで報じられた。 奈良の友人たちはこの世のものと思えぬ現象に魅せられて、 オーロラ詣りに、カナダ、ノールウェイに頻繁に出掛けている。 私もデンマークからノールウェー、スェーデン、フィンランドへと いわゆる北欧諸国を巡ったのだが、 それはいわばバイキング巡りだった。 |
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バイキング 遠征の歴史 |
バイキング、遠征の歴史は強烈で、 9世紀から11世紀にかけて、長さ100メートルの船を駆使して、まずは アイスランド、グリーンランドに根を下ろした。アメリカにも足跡を残している。 フランスではノルマンディの地を得、ノルマンディ王国を樹立した。 やがてイギリスに上陸し、デーン人としてイギリスを牛耳った。 1066年、英国国王となる。 これはあえてアーサー王伝説さえ生じさせたものだ。 イタリアではシチリア王国を建て、 11世紀から13世紀に亘る十字軍の先鞭を切った。 また、ロシアではノボゴルド公国を建てた。 |
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大きく、強いバイキング | バイキングとなって、このような途方もない足跡を 地球上に残していった人々の秘密は 彼の地を踏んでみて、初めて分かった。 とにかく、大きく、強い人である。男も女も背が高くて大きい。 俳優でも大きくて、ハンサムでなければ主役になれない。 ノールウェイのジャンプ団・・・きっと大男に違いないと思った。 |
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「大きいことは良いことだ」と言った山本直純も、 大きかったらいい、と簡単にいうべきものではない。 「大男総身に知恵が回りかね」と言われかねないが、 「小男総身の知恵も知れたもの」と反論すればいい。 でもやはり、バイキングいなければ。 |
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