囲碁ウエブ:Igo Web 高野圭介 |
|
---|---|
孤独な決断! | 碁はとても難しい。 とてもである。 孤独な決断!が一局の間、延々と続く。 地を囲い、石を取る。一手一手の選択は部分から全局へ。 彼我の弱点を嗅ぎつけ、手筋と形の手順とタイミングを模索する。 そして 死活とコウというやっかいなものの葛藤の中に、 柔軟と強情が同居し、妥協と調和が求められる。 盤上に アンテナを高くしてこれらの情報を瞬時に収集し、 隅々まで隈無く神経を尖らしていく。 |
web の世界 | さて、アンテナである。 アンテナはパラポラアンテナに代わり、今はウエブの時代となった。 ウエブ:webを調べると、net と同義で、蜘蛛の巣、網(network)。 では、network は、網状組織・放送網。また、網細工・網織物。 ホームページには www と付いている。これは (World Wide Web)で、 「世界にあまねく(情報の)網状組織」であろう。 |
司馬遼太郎は 「資料ウエブの 分析屋」 |
昨今、司馬遼太郎を漁っている。 とてもとてもお面白い。 とてもである。 司馬遼太郎は「ウエブの分析屋」である。 司馬遼太郎記念館を訪れた。 壁面には2万冊の書籍がぎっしり埋まっており、 司馬遼太郎の頭脳はこの膨大な資料を 蜘蛛の網目に豊富に張り巡らした情報量。 そして 司馬史観は「ヒストリー・ウエブの分析屋」で、 司馬遼の一つのフォーカスに、自在にウエブ検索する。 それを手綱さばきよろしく披露されていかれたものであろう。 |
碁吉会の 囲碁大家は 「囲碁ウエブの 分析・実践家] |
囲碁界でも大家は同じく 「囲碁ウエブの分析・実践家」であり、 わが碁吉会と深いご縁のある方々を羅列する。 囲碁資料・文化史の大家・水口藤雄。 日本チェス協会前会長・(故人)松本康司。 関西学生囲碁連盟OB会:前会長・阪本清士。 (財)関西棋院運営上の生き字引・家田隆二八段。 ロシア囲碁協会の(日本)オーガナイザー・武知ハルミ。 EUコングレス・世界アマ・郵便碁の総合司会・川村麻紗子。 音楽評論家・優良審査員・創作詰碁七題日課記録者・井原嗣治。 天才の感覚が迸ると、囲碁界が太鼓判を押した・・・ 盤上に開花した驚異の足跡・・天才・宇太郎。 天才宇太郎・達人の眼力・・・ 次の着点は迷わず一点にしぼってヨム あ、違った!隣へ打った・・・1978年宇太郎先生と中国囲碁ツアー ダメ手提灯行列・・・宇太郎先生が「我こそ碁キチ」と自薦 「棄つべし」・・・ 宇太郎先生の格言「須棄・須相応」 碁吉会ホ−ムページ「高野エッセイ」より http://homepage3.nifty.com/gokichikai/ |