金メダルへのモチベーション



                                                    高野圭介




金メダル


2008年北京オリンピックで金メダルの栄冠に嬉し涙がキラリと光る。

お一人お一人の過去4年間の、
オリンピックに備えた努力は決して生やさしいものではなかった。

金メダルの上野雅恵は「どん底を見てきた」と言う。


超気持ちいい!

金メダリスト・北島康介もハンセンとの関係が、
好敵手というよりも、目のタン的な関係となり、
落ち込んでしまっていた。


たんほとんどの方が、もう止めようか、
と断念の壁にぶつかっていたものをはね除けはね除け、

何かのモチベーション(動機付け)で、
意を決して鋭意努力を積み重ねたものだった。

詰碁
碁の棋力をもっとアップしたい、進化したい。
碁の強くなる薬はないものか?と、願う人ばかりである。

ある人は40年間、万年級位者だが、
詰碁に関しては段持ちの能力を持っている。

この人は詰碁に大いなる関心を持って、
来る日も来る日も詰碁に取り組んでいる。
やがて、全体の棋力にも成果が見られるであろう。

モチベーション
確かに、進化するためには、常にモチベーションを持って、
日にち毎日問題意識に取り組んでいくことが前提である。


もっともっと進化させたいものは体力、智力、能力・・いっぱいある。
すべて一足飛びにアップし、進化出来るものではない。
地道に一歩一歩である。

日日新たに
中国の殷(BC16〜BC11)の国を創始した湯王は、

洗顔のタライに次のように彫って毎日自戒していたと伝えられている。

自戒したということは・・・、
だから「新鮮な気持ちは失いやすい」という事か・・・。

苟(まこと)に日に新たにせば、日日新たに、又た日に新たなり

                
 『大学』伝二章より