碁は世界語

                                    高野圭介

囲碁交流会
ひょんなことで、ソウルで碁を打つことになった。

案内には
第3回日韓親善大学OB・OG囲碁交流会の正式行事と記されている。

聞けば、第1回(平成2004年2月)に続いて、
第2回は15名が参加し、交流の道筋をつくることができました。
今回は第3回目の交流会で、2005年11月後半となる、という。

韓国囲碁事情
ともあれ、
阪本清士さんの強いお勧めもあって、意を決して参加することにした。
 メンバーは中園清三さんを初め、全日本の錚々たる優れもの達である。
 私が混じって、どれほどの成果か、聞きたくなるほどである。

 まだ、二ヶ月ばかりあるので、韓国囲碁事情を調べることとした。

韓国囲碁年鑑


大石天狗堂影山専務
大阪の新生社が韓国囲碁年鑑を扱っていると聞いたので、
ここは私の、エクセーヌの碁盤を拡販していただいているお得意様で
京都の大石天狗堂影山専務に聞いた。

「お申し越しの、2005年度版日本語翻訳物は
一年遅れの2006年にしかできません。
碁は世界語ですよ。スピードが第一ですから、
2005年度版原本を送りましょう」

その明けの日、落手した。

碁は世界語!
碁は世界語!

 これほど、納得させられた言葉は久しぶりだった。