名局と褒められたが,くすぐったい 吉岡信一自戦記 古谷 裕七段 vs 三子 吉岡信一 於 いずみの会2008年大会 2008.09.13 110手まで 白中押し勝ち |
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定石は? | 手厚い押さえ 黒24 黒は一貫して厚く,厚く. 場合の手 黒34 黒は後手になる事を承知で外回り. 普通は黒38にツグのが定石. |
中途半端? | 保留する方がよい.黒40,白41 白がすぐ出て行く所ではないのだから. 落ち着き過ぎ 黒42 白43にケイマする一手だった 古谷七段からは厚い手だと言われたのだが. 中途半端? 黒44 ここで直ちに天元に打つべしと. 手を抜いても,左下の黒を丸取りされることはない |
大いにあせった | 打てない手,白47 私が白を持ったら,おそらく打てない. 黒模様に進入するだろう. 黒があせる.白49 3子の上手にこうまで落ち着かれると 内心大いにあせった. 内心大いにがっかり.白57まで 白を止められない. |
黒の名局? | 古谷七段 「黒60の段階では,黒よしです.名局です.」 白61からは吉岡の入力です. かなり怪しいです! |
敗局へ? | 敗局への第一歩.黒68 黒70の方から押さえなければならなかった。 大きく寄せられた.白67〜黒78 黒の宝庫,中央は上より下のほうが大きかった。 |
投了! | ここで投了.白111 飛び出した白を取れない。 |