互先 平塚義三 vs 先番 高野圭介

天下の険を越えられず、準優勝に甘んじた。

                                        高野圭介



 四の字固め
観戦の原田さんが「黒は初めから勝負手みたい」と言っておられた。
確かに、アマしか打てない、独特の手法であろう。

とはいえ、
キチッと填まってしまったら、プロレスの四の字固めみたいに
強烈無比!そして、始まったら止められないのもその通りです。

 急遽変更  
右上隅、ヨミキリのオワの一手の筈だった。
 それが「ああ、これでも、トントンで取れている」と、思ったのだろう。

思いも掛けず、黒121。急遽変更していた。

 ああ無情!  
 ただ、
本局のような打ち方はアマだけのものでして、決して褒められたものでは無い。
勢いこうなってしまっていた。

そして、ブッチギリで勝てていたのが、
行事指し違いで無く、力士末期症状的唖然症のとんでもない一着であった。

ああ無情!


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