悠々迫らざる対応

白番 高野圭介 vs 3子 梅本和枝

将碁友の会Pリーグ9月対局から

178手まで  黒中押し勝ち

                           高野圭介 記


序盤、黒55まで、見事な分かれである

右辺、白65は単に、三三に引かねばならなかった。
黒は各所でバランス良く、悠々迫らざる対応に白は手が出ない。
白85まで20目のコミは出そうにない。

緊急、右辺に白87、深いウチコミである。
上辺、勝負手のコウが始まった。

敗着 白165。下辺へツギなら無事だが、コミが出ない。

たちまち白の大石は爆死で幕。

 
梅本さんは強くなった。バランス感覚に勝れ死角が無い。