白馬合宿斜めヨミ



                                          宮垣 実
 
 人様を喜ばせる
長い平和の続いた今日、
食べ物や着る物に不足を感じなくなって久しく、喜びもあまり感じない日々。
ましてや人様を喜ばせるテクニックやプレゼントもそうそう
出来るものではないのが日常の生活です。

その娑婆に生きていて喜んだり悔しがったりするのが囲碁三昧です。
 
 碁吉会のマナー
碁会所では勝ったときにガッツポーズをなさる方は殆どいません。
甲東園の「シンゴ」という但馬さんの碁会所ではマナーとして守られていました。

もちろん、
碁吉会のマナーは世界一です。


 

スムーズに進行
全体の流れとしてはスムーズに進行出来たと思いました。

高野先生の交渉で三日目ではありましたが広い椅子席を確保して下さって
大助かりいたしました。楽しい企画を有り難うございました。

 
中田良知 論
中田良知先生の白馬アルプス三泊四日は初参加。
東京からだと長野経由北陸線かと即答出来そうなのに
広告割安ツァーでは絶対限定コースから外させない旅行会社の
都合によって京都廻りでお越しになったことを先ず念頭に
少し申し訳ない気持ちに成っていました。

その意気込みに反して、対局成績がふるわず申し訳ないことが重なりました。
今後は持ち点数も少し下げられて楽勝なさることでしょう。

私が言いたいことは、
勝てば嬉しいパッパカパーですが、
負ければお相手がとても喜ばれることを実感されたのではと思います。
 
東屋 弘 論
東屋(あずまや)弘さんは高野先生と同じ須磨在住の方ですが、
三日間の対局成績が11戦9勝2敗で優勝なさいました。

座右の銘として囲碁細解というポケット版を
最後の夕食会で奨めておられました。

東屋さんは高段者だけあって、
切れ味のすごさに戦きまわった記憶だけが今の感想です。
 

 

梅影悟彦 論
梅影悟彦さんは終始女性にアメを進呈しておられて、
石田純一を連想させるようなお方でした。

奥様が気を揉まれているのではないでしょうか。



 
宮垣 実 自身   
最後に自分のことを書きたいのですが、

今回の白馬ツァーは女子会の雰囲気でもの凄く癒やされ、
終始女性に助けられました。

 
二日目栂野自然園を歩き、碁も打ち、帰りのコースになったとき、
入園券とのりもの券を亡くして困ったことになったと思っていたら、
赤田さんが「この濡れたチケットは宮垣先生のや」と言って渡してくれたこと。
感謝!感謝!。

 
19日の朝、いよいよ帰りのバスに乗り込んだ時、
「先生、帰りの汽車の切符は?」と確認されたことで
フロントに預けていたことを思い出し急いでホテルに取りに帰ったこと。

もし、杉田さん赤田さんに言われなかったら
富山駅で大恥をかいていたことでしょう。