囲碁座右の指針2つ

cf: 囲碁座右の心がけ

                            高野圭介



切って、封じ込む。

 
手抜きして、先着。


 
 
今、囲碁15箇条を発表したら、
打つ順に並べてあって、よく分かる、という反響があった。

実は、こういった傾注事項は、
当初から終局まで、一手ごとに支配しているのであって、
順番ではないわけです。

それでは、ちょお多すぎる!というお叱りを受けました。
そこで、上記の2つに絞って、「座右の指針」として下さい。





囲碁の戦略・原理原則15箇条 

                                 高野圭介

@
攻めの碁・至上。

碁は断にあり。
A
美しく打つ。

美は強なり。崩れない。
B
基本は一間トビ。

悪手無し。
C
上から、下から。

天孫降臨と根下ろし形。
D
外から包み込む。

籠もって窮。
E
軽くサバク。


重い石は作らない。
F
先手取るには知恵。

スピード重視 or 後手の先手。
 G 
手抜き・キカシ。
 

活きの保険か、中へ脱出。
 
 H   
シノギの手筋。
 
最高の妙技。
I
要点占拠。

高見櫓で天王山を探す。
J
ピンチはチャンス。

自分のピンチは相手もピンチ。
K  
ホッ!が油断。

ピンチを脱した時がピンチ。
L
ダメ詰まり、危険。

ダメの一つが明暗の境。
M
形を整え辛抱肝要

打つ姿勢も、盤上も
N
勝ち切るヨセ。

気合い充分、最後まで。