左辺5線の黒石の壁が、充分に活用出来なかった一局


今井一宏六段  vs   3子 大工原 磐


2010年8月16日    風鈴会・稲葉プラザ
113手まで  白ややリードで打ち掛け

序盤
(1)黒14のツケ 即断した悪手でしかも後手だった。

大反省 白17の箇所にノゾキ先手、

白19の箇所に黒一間トビで左辺5線の黒壁の活用が、
充分確保出来たと思う。


(2)黒26のケイマの受けも、方向違いの感じがする。

三連星の布陣で、中央の白石集団に圧力掛けられたと思う。

中盤

(1)白29に対して、黒30の受けも小ミスの感がする。

黒28から二間に開くことも考えられた。

  
(2)黒60も
正直過ぎた

黒2から二線にケイマにすべりが、先手のような気がした。

局後の感想
プロの鋭い感覚で打って戴き、感謝感激
楽しい一局でした。

今井プロの一言  
黒2,4,8,10,12、16、18、と黒壁をうまく活用すること。