懐かしの智将・宿敵だからこそ

互先  羽田 回 8段  vs  先番 高野圭介 8段

                6.5目コミ出し

127手以下略  黒中押し勝ち

 
 人の知恵・軟骨との格闘

・・・羽田先生との会話から・・・


 体力勝負
私は本大会で、羽田先生にお目にかかってお話を聞き、
お手合わせを願うのが、いちばんの楽しみだ。

今まで、おそらく五分五分の成績だろうと思うが、
今回、対局を前にして足の軟骨出てきて痛む話をしたら、、
「高野さんは足のハンディがあって、私が有利だよ」と
体力で勝った!宣言をされた。

いやいや、ほんとうにほんとうに気遣いされたのかも。

こうして、私は先番を引き当てた。

 後の検討


羽田「白8は9だったのかな。」

高野「幸便にアジ良く黒33ツギは有り難かった。」

高野「黒73と二目取りは厚いのか、緩いのか分からなかった。」

羽田「黒101で白は地が足りなくなった。」

高野「黒127で手厚い収束を、と思ったが、用心用心!」

 爽やか終局  
後は左辺と左上の二つのカラミが怖かったが、
何とか虎口を脱して、終局となった。

羽田先生の終局は爽やかである。 又の日をお待ちしましょう



第34回 大阪保険医囲碁大会から 4局打ちの1局

 
高野圭介 vs  定先 奥田信弘

 白中押し勝ち