黒白の世界には碁を楽しむ

開封日报   孙争杰 (sunzhengjie)

                             日訳 北京・唐 騰

 


 
私は日本語が拙くて、巧く話せません。しかし、大会中、高野さんと取材やらいろいろ交流出来て、
嬉しかったです。今、私の希望はもう一度日本語を勉強して、高野さんと楽しい交流を持ちたいです。

大会記事の原稿を刊印しました。しかし、紙面の関係から高野さんの記事は絞り込まれました。
ですから、私の原稿をお手元に送ります。

                            開封日报   孙争杰 (sunzhengjie)

 
上記文章はメールで送られてきた文章を適当に編集して記載しました。
日本では普通白黒というが、中国では黒白というのが面白い。

中でも、刊印とか、記事は絞り込まれましたとかは興味ある表現でした。
つまり、タイプして送ったが、短縮されたという意味でしょう。

全文については、唐騰さんの日訳ですが、素晴らしい日訳で、日本語らしい表現も多いです。

                        高野圭介

 


開封日报 の関係紙面です。


黑白世界 乐在“棋”中

——2015年第18届“亚太杯”世界名士教授围棋赛侧记

5月,古城开封花红柳绿、处处焕发出勃勃生机。就在全民健身活动月即将启动、
全市人民如火如荼开展全民健身的关键时刻,一群痴迷于围棋的国际友人也如约踏上了汴梁的热土,
选择在古城以棋会友,共享黑白世界中的乐趣。

“我宣布,2015年第18届‘亚太杯’世界名士教授围棋赛开赛!”59日上午9时许,
伴随着中国围棋协会顾问陈丹淮的宣布声,第
18届“亚太杯”世界名士教授围棋赛正式在我市拉开帷幕。
比赛现场,来自全世界
9个国家和地区的110余名棋友围坐在一起,共享围棋这一古老中国国粹的熏陶。
他们也许肤色不同,语言不通,棋龄和背景也各不相同,但他们之间沟通交流甚至不用翻译陪同。
他们下棋时噼噼啪啪的落子声、沉思对策时紧缩的眉头和棋逢对手时温文儒雅的谈笑声交织在一起,
形成了比赛现场最独特的风景线。

 
黒白の世界には碁を楽しむ

2015年第18回“アジア太平洋杯”世界名士教授の囲碁大会
5月に、古城である開封市には赤い花が咲き 柳が緑に萌えて、至るところで生気が盛んである。
市民達が全民健身を盛り上がている頃、碁に無我夢中になっている十数人国際友人は
汴梁の地を踏んで、この古城で碁より友達と付き合って、黒白世界の楽みを享受する。

5月9日午前9時、“唯今2015年第18回‘アジア太平洋の杯’世界名士教授の囲碁大会が始まります。”
と中国碁協会顧問の陳丹淮が宣して、第18回“アジア太平洋の杯”世界名士教授の囲碁大会の幕が開れました。
大会には全世界から九ヶ国の国家と中国各地の110余りの碁友達は中国国粋の碁に陶酔しています。
彼らはもしかしたら肌色が違って、言語が通じなくて、あるいは碁年齢や環境もそれぞれ同じではないけれども、
通訳がいなくても彼らは交流することが出来た。 彼らが碁石を打った音、対策を考え込む時が引き締まる
眉間の表情と文学識深く上品な談笑の声が交ぜ織って試合現場での最も独特な風景を形成した。


市体育局副调研员杨钊: 名士教授围棋赛助阵我市全民健身月启动

亚太会计集团总裁赵庆军 棋盘搭台,展示古城

中国大学生围棋协会主席何香涛: 围棋的推广和普及还有很大的提升空间

北影编剧、影片《一盘没有下完的棋》编剧洪州:围棋带来的愉悦,让我很享受

美国国际中医学院院长曾德昌:围棋能够陶冶人的性格

日本棋吉会会长高野圭介: 汴西湖不输给真正的西湖

 
開封市スポーツの局副調査研究係の楊钊: 名士教授囲碁大会は我市の全民健身の月を応援している

亜太会計集団総裁  趙慶軍:  “碁盤でバルコニーを組み立て、古城を展示する

中国大学生围棋协会主席何香涛教授:  囲碁碁の推進と普及はまた大きい昇格空間がある。

映画《未完の対局》 シナリオ・ライター 洪州:  碁がもたらした愉悦は 私に享受させます

アメリカ国際中国医学学院院長  曽徳昌:  碁は人の性格を陶冶する

日本の碁吉会会長 高野圭介: 汴西湖は本当に西湖に負けない

(この欄は表題だけに留めました。ご理解下さい。)



日本棋吉会会长 高野圭介

汴西湖不输给真正的西湖

83岁的高野先生是本届比赛中年龄最大的棋手,也是一个“中国通”。
他不仅喜欢围棋、太极拳等中国传统的运动项目,还对中国古代史颇感兴趣。
“中国是一个多民族国家,元朝是蒙古人建立的,清朝是满族人建立的
……
”采访中高野先生也不断向记者展示自己对中国的了解。
“我去过杭州,你们的西湖不比真正的西湖差!”高野先生竖起拇指夸赞道。

13岁开始,高野先生就与围棋结下了不解之缘。
退休后,高野先生创建了棋吉会,不遗余力地在日本推广围棋文化。
“围棋在日本很受欢迎,棋吉会一共有
40余人,我们经常组织比赛,
也经常来中国参加围棋交流赛。”高野圭介说。

迄今为止,高野圭介已参加过12届名士教授围棋赛,
目前已是日本业余围棋
7段。对此次在开封的比赛安排,高野先生也十分满意。
“这两天,我每天早上都会去住处附近的公园里打太极拳,很喜欢。

我去过中国的很多地方,但从来没受到过这么好的招待。开封人民十分热情好客,
开封的豫菜、包公湖、汴西湖也都给我留下了深刻的印象。我回去之后要让更多的人知道。

”高野圭介说。


 
日本の碁吉会会長 高野圭介

汴西湖は本当に西湖に負けない

高野さんは83才で今期の大会では最高齢の選手である。また高野さんは“中国通”で、
囲碁、太極拳などの中国伝統的なものだけが好きではなく、
また中国古代歴史に深い興味を持っている。

“中国は多民族国家で、元朝がモンゴル人に造られ、清朝は満州族の人により … …などなど。
取材中、高野さんは絶えず記者に中国への理解をよく示してくれた。
“私は杭州へ行ったことがありますが、あなたたちの汴西湖は杭州の西湖に負けないですよ!”
高野さんは親指を立て 褒めてくれた。

高野さんは13歳からすでに碁とは切れない縁を結んだ。
1990年 定年退職後、高野さんは碁吉会を創立して、全力を尽くして 日本で囲碁文化を推し広めた。
“碁”は日本で人気があり、碁吉会には会員が四十人余りで、よく集まって碁打ち、研究会などを行います。
そして中国に囲碁交流に来ます。
高野さん自身は今まで、名士教授囲碁大会にはすでに12回参加しました。” と高野さんは紹介しました。

高野さんは日本の囲碁アマ7段です。
今回、開封で行った大会の環境、泊まったホテル接待、試合の手配などについて 高野さんは充分満足している。
“この三日間毎日早朝、泊まったホテルの目の前の公園へ行って 好きな太極拳をしました。
私は中国のあちこちへ行ったことがあったが、今回の頂いた招待が最高だと思います。
私には開封の人々がお客に非常に親切で、開封の河南料理、包拯の湖、及び汴西湖など深い印象を残りました。
日本に帰るときっと多くの日本の人たちに開封のことを紹介するつもりです。”

高野さんは言ってくれた。