互先  山口 完  vs  先番 高野圭介

                  先番6目半コミ出し

169手完   黒中押し勝ち

                               高野圭介自戦記


山口さんは緻密な仕事の出来る人です。
大分新聞の囲碁欄を担当して、書いて良し、打って良しの万能選手です。

それよりも、かく申す私・高野との共通点は早寝早起きの実践者であること。
毎朝、4時前後起床が板に付いている。

 高野の自評 1
立ち上がり、黒8のツケで、私は嵌まったか!と思った。
黒9は上ハネが定石らしい。私は初めてだった。
黒21ハイコミが打てて、やれる!と直感した。。

黒33は気合い!
黒65と、左下隅に先着しては優勢と感じた。

 高野の自評 2
中央、黒65と2子を制しては打ちやすさを感じた。

最も悔いたのは黒99ヒキである。ハネ上げる一手だった。
緩着と断す。何という無気力。腰が抜けたとした思えない。

ただ、コウで、右上を制してはもう安全圏だろう。
最後は下辺の詰碁。