曹 薫絃プロ vs 3子 高野圭介 1975年10月23日 於 大阪・関西棋院 190手以下略。 白5目勝ち 高野圭介 |
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6個のタイトル | 独りツアーから離れて、韓国棋院を訪ねた。 伊藤誠日本棋院海外部長の紹介で、安玲二韓国棋院総務部長に アポを取ってもらって,指導碁をお願いしていたものでした。 曹先生は、当時韓国棋院は棋士76人、11個のタイトルの内、 6つを占めて、兵役後の棋壇を独走中であった。 |
日本と韓国の差 | 私と雑談で、面白いことを聞かせて戴いた。 「日本では伸びる人をみんなで守り立てていくが、 韓国はみんなで引きずり下ろす。」と。 |
並プロとは大違い | 実は曹先生とは2回目であった。 最初は、河本敏夫郵政大臣就任祝賀碁会の節、相生へ来られた。 会場の隅で、アマの2局打ちでしたが、2局とも、 片っ端から石を取ってしまい、残ったヨセも、緩まず、 大事にキチッと打たれていました。 並みのプロとは大違いでした。 |
曹先生 評 | そして、今回です。 「総じて、黒の石がしっかりしている。手筋に明るい碁。」 黒12は14にシマリたい。 黒16はカケル 黒38は19の一間上にノゾクところ。 黒40は単に46シマリ。 黒762段バネは単に73ツギ。 黒90は最悪、91ノビの一手。 黒100はとんでもない。107アテて、中を打つ。 これで、なお黒優勢だった。 |